【フルーツはNG?りんごやバナナは?】果糖について【糖質制限】

ダイエット中の悩み

こんにちは。わっくんです。
糖質制限をする際、
「果物は食べちゃダメなの?」
といった声が寄せられるので、解説していこうと思います!

果糖をとってもいいのか?

結論:ごく少量ならOK

適正な糖質、適正なカロリー量であれば、何を摂ってもいいと思います。
ですが、フルーツで糖質を摂るとなると、他の食材で糖質があまり摂れません。
そして、食事のボリュームがなくなってしまいます。

たくさん食べられる事は、糖質制限ダイエットのメリットです。
このメリットを活かすなら、果糖はあまり摂らない方が良いと思います。

そもそも果糖とは?

果糖はフルクトースと呼ばれ、主に果物やはちみつに多く含まれてます。
ちなみに果物には50%ほど果糖が含まれてます。

果物=果糖100%じゃない

特徴としては

・冷やした時に甘みが増す
・糖の中で一番水に溶けやすい
・天然の糖の中で一番甘く感じる
・血糖値をあまり上げない

代表的なフルーツの100g当たりの糖質量をご覧ください。
※あくまでも目安です。

イチゴ→7g
バナナ→21g
キウイ→13g
オレンジ→10g
りんご→13g
ピンクグレープフルーツ→9g
ブルーベリー→11g
スイカ→9g
メロン→10g

本当に少しなら食べられそうですね。

よくGI値って聞くけど?

GI値はグリセミック・インデックスと呼ばれています。
食品の炭水化物50gを摂取したときの血糖値の上昇度のことです。
※ブドウ糖が100とした場合、果糖だと20程度になります。

要するに、果糖は血糖値があまり上がらないということです。
ですが、これは決して太りづらいという意味ではありません。

「血糖値が変動しないなら食べても良いんじゃ?」
という声も聞こえてきそうですが、確かに血糖値も重要ですがダメなんです!

ではなぜ果糖はダメなのか?といいますと
果糖は他の糖と違って特殊です。
じつは、糖の中で一番早く中性脂肪になるのです。

ブドウ糖→肝臓→代謝→全身へ→血糖値上昇→インスリン分泌→中性脂肪

果糖→肝臓→代謝→そのまま中性脂肪

すぐに脂肪が増えるのであれば、あまり食べない方が良いです。
糖の代謝に関しては非常に複雑で難解なため、かんたんに覚えることをオススメします。難しすぎて、わっくんは5分で断念しました笑

代謝→糖を分解すること。糖をエネルギーに変換、利用する仕組みのこと。

果糖の危険性

糖は老化に関係してます。
糖とたんぱく質が結びつく事で糖化と呼ばれる反応を起こします。
別名:メイラード反応ともいいます。

そして果糖は糖に比べて、10倍のスピードで糖化します。

わたしたちの体の主成分はたんぱく質(コラーゲン)なので

血管とたんぱく質が糖化→動脈硬化

皮膚とたんぱく質が糖化→肌のシミやそばかす

となります。

肉が焼けたときの色付きや、醤油や味噌なんかもメイラード反応と呼ばれます。
色は茶や黒になってますが、摂取する分には問題ないので、ご安心ください。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
本記事のまとめになります。

果糖を摂ってもいいのか?
・結論:ごく少量ならOK
・そもそも果糖とは?
・GI値とは?
・果糖の危険性

果糖は決して悪者ではありません。どんな食材でも摂りすぎはよくないです。
適性の範囲内でダイエットしていただけたらと思います。

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