【糖質制限】がんと糖質の深い関係【ビタミンC】

健康

いまだにすべてが解明されていない”がん”についてお話させていただきます。
がんはとっても悪いイメージがあると思います。

「がんと診断されたら余命は?」
「どうすればがんにならずに済むんだろう?」
「抗がん剤治療とか聞くけど、どうなんだろう?」

では、がんとは一体どんな病気なのでしょうか?

がんと糖質の深い関係

そもそもがんとは何か?

がんは、皮膚や腸などの粘膜から発生した悪性の腫瘍のことです。悪性新生物とも呼ばれます。
筋肉や骨などから発生した悪性の腫瘍は肉腫(サルコーマ)と言います。
ちなみに、白血病は血液のがんと呼ばれています。

がんは部位により名前が付けられます。〇〇(がんに侵された臓器)がんという風に呼ばれます。
その数は18種類以上にも及びます。

頭頚部、甲状腺、肺、乳、膵臓、肝臓、胆道、食道、胃、小腸、大腸、腎臓、腎盂・尿管、膀胱、前立腺、子宮、皮膚等があります。

全身どこにでもがんになる可能性はありますね!

そしてがんの進行度によって5段階のステージに分けられます。

ステージ0→上皮細胞にとどまっている。
ステージ1→がんが広がっており、筋肉層でとどまっている。
ステージ2→筋肉層を超えている。若干リンパ節へ転移。
ステージ3→リンパ節への転移がある。
ステージ4→最初にできた臓器を超え、他の臓器へ転移している。

がんの診断を受けてから、一定期間後に生存してる確率を生存率といい、目安のようなものに使われています。おもに5年生存率が使われますが、稀に10年も使います。
そして、部位によって生存率が大きく変わります。
「がんと診断されたら命を落とす。」などと安易に考えてはいけません。

がんの死亡数

確かに、がんで亡くなる方が多いのは事実です。
以下は厚労省の2019年のデータになります。元データはこちら

全体の25%近く、がんで亡くなっています。

同じがんでも、男女で部位による死亡数に違いがあります。

詳しくは後述しますが、やはり喫煙(肺)、食事(胃、腸、膵臓)、アルコール(肝臓)によってがんになりそうだというのが分かります。

がんになる要因と糖質との関連性

どのような原因でがんになるのでしょうか?

・喫煙
・飲酒
・食事・栄養
・身体活動
・体格
・感染
・化学物質
・生殖要因とホルモン

この8つに原因があるといわれています。

喫煙

たばこが肺がんの原因になることが科学的に解明されてきました。
以前から、たばこの副流煙も問題視されていますね。
現在吸っている方も、禁煙によってがんリスクが下がります。
気になる方は禁煙してみてはいかがでしょうか?

※ちなみにわっくんは禁煙して6年くらいになります。
煙草をわざと目につく所に置いて、吸いたければいつでも吸える環境にしてました。
吸いたいなら吸えばいい。でも、やめたいから、自分は吸わない。といった心境でした。
これを3日~1週間ほど続けてると、たばこにすら目が行かなくなります。
こうなったら禁煙できたも同然!その後、身近の喫煙者にたばこなど配布しました。

口をすぼめる?何かを吸う動作?に慣れていたため、口が寂しく感じました。
ガムを噛んだり、するめをかじってたのがとても懐かしいです。笑

飲酒

飲酒により、口腔、食道、大腸、肝臓などのがんリスク上昇が確認されています。

アルコールを体内で分解すると、非常に毒性の強いアセトアルデヒドが発生します。
このアセトアルデヒドが”発がん性物質”だと考えられています。
そのほかにもアルコールの影響で、免疫力が低下する。栄養が偏る傾向がある。といったことによって、がんの原因につながっているとのこと。

ちなみに、喫煙者が飲酒をすると、交互作用により、リスクが更に上昇するようです。

食事・栄養

牛・豚・羊などの赤身肉加工された肉は大腸がんのリスクを上げるとされています。

野菜・果物にはカロチン葉酸ビタミンなどの発がん性物質を解毒する酵素を促進させると考えられています。
そして食物繊維が大腸がんリスクを下げます。

塩漬け食品は胃がんリスクを上げると考えられています。
塩漬け食品には、高濃度塩分によって胃の粘膜が破壊される。
亜硝酸などの発がん性物質が含まれている場合もあります。

身体活動

運動によって、結腸がんのリスクを下げます。肥満の解消インスリンの働きの改善免疫機能が増強されるなどの理由が考えられています。

体格

肥満の場合、食道、膵臓、肝臓、大腸、腎臓など。
高身長の場合、大腸など。
これらのリスクが上がるようです。
詳しい理由は解明されていないようですが、細胞の数が多いため、リスクも上がると考えられています。

感染

ウイルスや細菌が原因のがんになります。
ヘリコバクター・ピロリは胃がん。
B型・C型肝炎ウイルスが肝臓がん。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がん。など。

がん自体は”うつる”ことはないので、間違えないようにしましょう。

化学物質

アスベスト、ベンゼン、カドミウム、塩化ビニルポリマーなど120もの化学物質や環境要因に発がん性がある。と考えられています。
化学物質を吸引する肺や皮膚、口腔、などのがんが多くみられます。

生殖要因とホルモン

エストロゲンなどの性ステロイドホルモンが大きく関与しています。
じつは、40代に乳がんの発生が多くみられます。
エストロゲンが年齢と共に減るので、少しでも多く受け止めるために、エストロゲンの受容体が増えます。この受容体と結びついたエストロゲンが細胞の増殖などを促す作用があり、乳がんの原因とされています。

マサイ族とイヌイットはがんになる?

あの有名なマサイ族の食生活をご存じでしょうか?
主食は1日に2~3リットルの牛乳とヨーグルト。たまに牛の生き血を牛乳に混ぜて飲む。
お祝いの時にだけ山羊や羊の肉、羊の生レバーや生小腸を食べるそうです。

間違いなく、偏った食生活です。運動はしてますが…。

イヌイットは、ホッキョクイワナ、アザラシ、シロイルカ、カリブーなど、海生動物の生肉・内臓、生魚肉・内臓が主食です。

どちらの食生活もがんと密接にかかわるビタミンCが非常に少ないです。
ビタミンCは体内で生成できませんので、食事から摂るしかありません。

イヌイットは、ビタミンCの摂取が少ない為に、敗血症にかかるケースがありました。

敗血症とは、感染症の細菌などが原因で炎症が全身に広がってしまい、臓器障害が起きている状態。
現代人の場合、感染症治療中で免疫力が低い場合、だれにでも起こる可能性がある恐ろしい病気。


ですが、マサイ族にはほとんどそのようなケースが見られませんでした。
いまだに解明されてません。がん同様に不思議ですね。

どちらの部族も健康度が高く、がんとは無縁です。すごいですね!
そして、現代人にとって、がんの原因になるものとは一体…?

ブドウ糖はがんの栄養(エネルギー源)

様々ながんになる要因があります。
そしてそんな”がん”のエネルギー源はなんと、人間が生きていく上で欠かせないと言われるブドウ糖です。
がん細胞はなんと、通常の細胞の5~8倍ほどブドウ糖を取り入れないと生きていけないそうです。
つまり、がん細胞はブドウ糖がないと消えます
通常の細胞はどうなのか?といいますと、ケトン体という脂肪から作られる物質で活動できます。

これは糖質制限によって、がんは活動できなくなる。ということになります。

ステージ4で抗がん剤治療の効果がなくなった方へ、糖質制限を指導したところ、原発悪性の腫瘍が消滅、さらに転移先も消滅が確認される。などといった症例もあり、効果には期待できそうです。

ただし、あくまでケースバイケースですので、医師と相談したうえで治療を行ってください。

糖尿病でがんを促進


ちなみに、糖質と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、糖尿病だと思います。
糖尿病とは、膵臓から血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されます。そのインスリン分泌がが減る、もしくは出なくなるため、血糖が高くなる病気です。
このインスリンは、直接的にはがんを促進する作用はない。とされているようですが…。

インスリンとIGF‐1(インスリン様成長因子1)は、がん細胞の増殖を促進する。糖尿病でインスリンの注射をしている人にがん発生が多いのは当然である。インスリン使用でのがん関連の死亡率は約2倍にもなる。
(Bowker,SL. et al. Increased cancer-related mortality for patients with type 2 diabetes who use sulfonylureas or insulin. Diabetes Care. 2006,Feb;29(2):254-8.)

こういった報告もあるため、インスリン注射でがんを促進させるのは間違いないかな?と思います。

世界の人口増による、食糧不足。嗜好品の多様化などによって、安易で安価に供給でき、保存性にも優れているスーパーフード(糖質)が、食料として使われる(企業が売りたい)のは当然だと思います。
ですが、情報を隠すような行為はいかがなものかな?と思います。

どんなに悪いと言われようと、がんの原因になろうとも、ほんとうに好きな人なら辞めません。
依存性の問題もあるでしょうが、嗜好品です。
自由を奪うことだけはしないでほしいと思います。
そういった意味でも、一人ひとりが正しい情報を得て、自分で選択できる世の中になって欲しいと思います。

詳しくはこちらの本が参考になると思います。

がんは完治するのか?

もしがんにかかってしまった場合、どうしたらよいのでしょうか?
一般的にがんはすべてが解明されているわけではないので、100%は難しいといえます。
しかし、死に至るまでの増殖を止め、共存、そのうち完全消滅、といったプロセスもあると思います。

基本的には以下の治療法があります。

手術療法→がんを切り取る方法。小さなものは治療できない。

化学療法→抗がん剤を使う方法。副作用が懸念される。

放射線療法→がん部分に放射線を照射する方法。外から放射以外にも、カプセルに密封して挿入する方法や、注射で投与する方法もある。X線以外にも重粒子線を使ったものもある。

1970年代には高濃度のビタミンC点滴が副作用もほぼなく、がんに効くというのは知られていました。
ですが、世間的にはどうでしょう?
副作用が強く、高額な抗がん剤を使う。というのが世間一般的かと思います。
なぜでしょうか?

それは、お金にならないからです。

高濃度ビタミンCの投与は、保険適用外で6000円程度です。
一般的に抗がん剤治療は13万円から68万円ほどかかるとされています。


医療関係者たちも生きていくためには、仕方がないと思います。
たくさんのお金を国から支給してもらわないと、割に合いません。
人の命がかかっているのに、低賃金、重労働、病院収入が減るとリストラもあるでしょう。
そして入学するのが非常に難しく、高額な費用が必要な医学部。
そんな職業を一体だれが選ぶでしょうか?
減り続ける医師。薬やワクチン、高齢化も拍車をかけ、患者がどんどん増えます。
医療サービスをきちんと正しく受け続けられるでしょうか?

たしかに、利用者は負担が少ない方がいいに決まってます。
なんだかおかしいなとは思うものの、こういった事情もあるため、強くは言えません。

そして、専門的な知識が必要だからこそ、妄信的になりやすいこともあります。
病院は1つだけではありません。病院もビジネスです。利益が必要なのです。

どうか本当に信頼できる人や企業などのサービスをご自身で選んでいただきたいと思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

あくまでも、わっくんの個人的な見解ですので、仮に症状などがあらわれた場合はすぐに専門家に診てもらうようにしてください。そして専門家の指示に従ってください。
備えあれば憂いなし。
日頃から健康管理に気を付けましょう!

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

少しでもタメになった方は、お気持ちを頂けますと幸いです。
これからも、より良い情報をお届けし続けていくため、どうかご協力のほどお願いいたします。

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