こんにちは。
外食の機会が減った影響もあってか、宅飲みでの本格志向も増えた気がします。
そんななか、最近よく見かける炭酸メーカー。
安い!と言われてますが、実際どうなんでしょうか?
意外とコスパは悪い?炭酸メーカー
まずはカンタンに、炭酸メーカーの双璧をなすソーダストリームとドリンクメイト。
シリーズによっていろいろな違いがあります。
今回は炭酸水メーカーの中でも大人気のソーダストリームの”Sprit”を参考にしてみます。
話題の炭酸メーカー:ソーダストリーム Sprit
気になる初期費用について
最安で購入したい場合
もし売り切れていた場合は
こちらが一番安くなります。
お得便は2年のうち、ガスシリンダーを交換したいタイミングで公式HPから申し込むと交換用のガスシリンダーが届きます。
使い切る直前で申し込むことになるので、なんとも微妙なところ。
ガスシリンダーのお得便は2種類
2本×5回の10本コース
21600円
2本×3回の6本コース
12960円
があります。
よって、通常品の初期費用
アウトレット品の初期費用
となります。
アウトレットとはいっても、箱など外観に問題があるだけなので、2年以内なら保証も受けられるそうです。(通常のスターターキットも同じく2年保証)
もし売っていたらアウトレットでの購入がオススメです!
強炭酸のウィルキンソンとの価格を比較してみました
公式サイトによるとガスシリンダー1本で60Lの炭酸水が作れる!と記載されています。
ですが、公式通りに2秒間ボタンを押したときの炭酸は、かなりの弱炭酸のようです。
強炭酸の場合はガス1本あたり20~30Lほど作れるとのこと。
それでは、ガス1本あたり20L、30Lの値段と、
強炭酸でおなじみのウィルキンソン500ml(80円)と比較してみましょう。
上記のように計算しますと、こうなります。
6本コース(20L) | 10本コース(20L) | 6本コース(30L) | 10本コース(30L) | |
通常品1L | 268 | 170 | 134 | 113 |
アウトレット1L | 169 | 149 | 113 | 99 |
ウィルキンソン1L | 160 | 160 | 160 | 160 |
アウトレットほどの安さですら、たくさん飲まない人はウィルキンソンの方が安い。
ちなみに、ガスシリンダー交換が面倒な方や
水以外にも、ジュースやワインなどを炭酸にしたい方はドリンクメイトのこちらがおすすめです。
ソーダストリームもドリンクメイトもガスシリンダーの値段はあまり変わりません。
イスラエルのソーダストリームか
アメリカのドリンクメイトか
どちらを選びますか?
高圧ガスの取扱に注意
ガスシリンダーは高圧ガス製品となってしまいます。
高圧ガス品は法令によって、廃棄できません。
もう使わない、処分をしたい場合は、公式ショップへの返却しかありません。
返却先住所
〒107-0062 東京都港区南青山3-3-3 リビエラ南青山5F
ソーダストリーム ガス返却 宛
TEL:0120-286-230
公式HPにあるこちらのシートに記入の上、着払いで送付すると、1本につき300円で引き取ってくれます。
つづけて使う場合、交換用のガスシリンダーを公式サイトで購入して、配達された際に、その場で空のシリンダーと入れ替えて、そのまま業者に渡します。
家電量販店などの対象店舗でも交換はできます。
※楽天で交換用を購入する場合は、事前に公式宛に返却が必要です。
SNSやYoutubeで話題のミドボン接続は法令違反なので気を付けましょう。
炭酸メーカーを使用する際に、専用のガスシリンダーではなく、業務用の炭酸ガスボンベ(通称:ミドボン)をつないで使用する動画が問題になっています。
このガスを使うと圧倒的に安いのですが、法令違反にあたります。
高圧ガス保安法の第48条第1項にあります。
経産省からの注意喚起
簡単に説明しますと、所定の施設、所定の設備でガスを充てんしないとダメなんです。
安全上あたりまえですよね。
飲食店は保健所の許可を経て営業しているため、問題ありません。
ミドボンはビールサーバーにつなぐための物として、ビールメーカーが販売しているものです。
高圧ガス保安法の第81条第3項に罰則の規定があります。
違反した場合は、6か月以下の懲役、50万円以下の罰金となっております。
くれぐれも気を付けてください。
どうしてもミドボンを使って安く炭酸を作りたいなら、Beeタンです。
自分でシェイクする手間がありますが、安さならダントツでこれです。
こちらはシェイク不要のBeeタン専用シェイカー!
かなり振動するようで、音が気になる方は下にパッドなどを敷いた方が良いと思います。
ただし、ミドボンを個人で買って使用するのはかなりグレーゾーンです。
たとえば、ミドボンを近くの酒屋で買ったとしましょう。
中身のガス代4000円+ガスボンベの保証代5000円だとします。
もしその酒屋が閉店してしまえば、そのミドボンはどこへ持っていけばいいでしょうか?
別の酒屋さんでも対応はしてくれるはずですが、印字が消えかかっていたりして、ウチでは出来ないと言われたらそれまでです。
せっかく安さを求めてミドボンにしたところで、ガソリン代や送料がかかるとなると本末転倒。
このような事態も想定できますので、よく検討してから購入してください。
炭酸メーカーは強炭酸が欲しい方におすすめ
ペットボトルでは、強炭酸にしても限界があります。
ペットボトルの特性として、炭酸が徐々に外へ抜けていき、プラスチックの匂いが付きます。
なので、どうしても強炭酸が欲しい方は瓶の炭酸を選ぶしかありません。
・コスパなど考えずに、強い炭酸が手軽に欲しい!
・味は気にしないけど、楽に炭酸水が欲しい!
・家でも店より美味しいハイボールを作ってやる!
という方にとってはかなり良い商品。
その反面、こだわりのある方は水もこだわると思うので、その分の費用が増えます。
備蓄ついでに、ウォーターサーバー設置でも良いですけど。
個人的にはウィルキンソンの炭酸で良いかなぁといった感じです。
わっくんは味にもこだわりたいので、水は買うことになりそうです。
結局、ペットボトルのゴミが増えるんじゃないかな?と思いました。
どうしても強炭酸が良いなら、瓶を買っちゃいそう。
今のところ買う予定はありませんが、今後どうしても買うなら、
色々楽しめそうでガスの交換が少ないドリンクメイトのマグナムグランドが良いと思いました。
さいごに
話題の炭酸メーカーは、思ったほど安くないなぁ。という印象です。
でも、家庭で強炭酸が作れるというのは、ものすごいメリットだと思います。
楽しめればそれでいい!
自宅でも楽しめるツール。本当に嬉しいですね。
もっと安くなってくれるとありがたいです。
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