本・アニメ

貴志祐介『新世界より』感想|物語よりも、支配を維持する世界の仕組みが面白かった

貴志祐介『新世界より』の感想。呪力を持つ人間社会、認知を利用した監視と支配、バケネズミとの関係、スクィーラの反乱を通して、物語よりも世界設定と社会システムの面白さについて考えました。
本・アニメ

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』感想|意味不明なのに楽しい、不思議な世界を眺める

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』の感想。独特すぎる文章とテンポ、予測できない不思議な世界、理解不能なのに魅力的な乙女、そして恋愛を超えて楽しめるメルヘンのような空間について考えました。
本・アニメ

三浦しをん『舟を編む』感想|人生をかけた仕事は、次の世代へ渡す舟になる

三浦しをん『舟を編む』の感想。馬締たちの辞書作りから、適材適所、自分の才能を活かせる仕事、プロフェッショナルとしての姿勢、そして次の世代へ何を残すのかについて考えました。
本・アニメ

東野圭吾『幻夜』感想|美冬という人間が怖い。目的もゴールも見えない実行装置

東野圭吾『幻夜』の感想。新海美冬とは何者なのか。別人を演じ切る覚悟、異常な計画性と予測精度、雅也を取り込む関係、そして目的もゴールも見えない美冬という人物の恐ろしさについて考えました。
本・アニメ

東野圭吾『白夜行』感想|いびつな愛と、決して沈まない過去の光

東野圭吾『白夜行』の感想。亮司と雪穂を結びつけた、恋愛とも共犯とも言い切れない「いびつな愛」とは何だったのか。過去から逃げ続ける雪穂、彼女を支える亮司、そして決して沈まない「白夜」の意味について考えました。
本・アニメ

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』感想|認知と思いやりが、狂った世界を日常に変える

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』の感想。主人公と周囲の認知のズレ、小説だから成立するミスリード、思いやりが狂った世界を日常化させる恐ろしさについて考えました。
本・アニメ

伊坂幸太郎『重力ピエロ』感想|裁きの量を増やしても、失った日常は戻らない

伊坂幸太郎『重力ピエロ』の感想。社会が決める刑罰と被害者の納得はなぜ一致しないのか。裁きの質と量、失った日常、家族の絆、そしてタイトルにある「重力」と「ピエロ」について考えました。
本・アニメ

道尾秀介『カラスの親指』|詐欺師の物語なのに、最後に残ったのは愛と信用だった

道尾秀介『カラスの親指』を読んで感じた、テツさんのプロとしての格好よさと、人間への愛と信用。人を騙す技術を持つ詐欺師だからこそ見える、人を信じ、導くということについて考える。
本・アニメ

東野圭吾『手紙』|愛情だけでは足りない。考えることの大切さを感じた

東野圭吾『手紙』を読んで考えた、兄弟愛と犯罪が周囲に与える影響。愛情がどれだけ強くても、考えなければ相手を苦しめることがある。同情と赦し、社会の目、そして思考の大切さについて考える。
本・アニメ

『アルジャーノンに花束を』|幸せの基準は変わる。周囲の目と「死」の怖さ

『アルジャーノンに花束を』を読んで考えた、幸せの基準、知ることの残酷さ、周囲の目と社会の厳しさ。本人の幸福と社会的価値、記憶や人格、そして自分が失われていく「死」の怖さについて考える。